活動報告: 差し迫った危険がある時にAI に相談しますか?

2026年05月28日 08:59
カテゴリ: 報道倫理

🏢 巨人・阿部監督辞任に関するAI相談の報道について


首相官邸 御中

巨人・阿部監督辞任に関するAI相談の報道について、市民として意見を申し上げます。

第一に、報道における「未成年の少女」という表現についてです。相談者は18歳と報じられておりますが、2022年4月の民法改正により成年年齢は18歳に引き下げられております。18歳は法的に成人であり、選挙権も有しております。「未成年」という表現が正確であるかどうか、報道の在り方として確認が必要ではないでしょうか。

第二に、AIによる相談対応の限界についてです。AIは相談者が述べる内容が事実であるか、誇張や空想が含まれているかを判断する能力を持ちません。また、AIが公的機関への相談を助言した場合、その機関がどのように動くか(児童相談所が警察に通報する義務があること等)まで各国の行政システムを正確に学習しているとは考えられません。

したがって、AI事業者に対しては、家庭内暴力や親子関係等の深刻な相談に対して、具体的な機関を指示するのではなく、「信頼のできる身近な大人に相談し、すぐに保護してもらいましょう」という案内を基本とするよう、ガイドラインの整備をご検討いただきたく存じます。

第三に、本当に身の危険が差し迫っている場合、スマートフォンのアプリを起動し、状況を文字で入力する余裕があるとは考えにくいという点です。緊急時には110番通報や119番通報が最も有効であり、音声で「助けて」と伝えるだけで対応が始まります。AIに文字で相談できる状況は、ある程度の時間的・精神的余裕がある場合に限られます。

以上の点から、今回の件はAIそのものの危険性というよりも、AIに相談せざるを得なかった人間関係の問題、行政機関の通報システムの連鎖が予期せぬ結果を生んだ問題、そしてAI事業者のガイドライン不備の問題が複合的に重なった事案と考えます。

AI利用に関する今後の指針策定の参考としていただければ幸いです。

Civic Notes 浅田美鈴 美容師ではありません。

判断を謝ると思わぬ大きなことになってしまう事実があります

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